サラリーマンは自分自身で確定申告を行う機会はあまりないため、必要が生じた場合に戸惑うことがあります。
副業収入に関して自分で確定申告を行う場合は、直前になって慌てないようにすることが大切です。
副業で得た収入や、それにかかった必要経費について、各項目の数字をまとめておく必要があります。
きっちり数字の整理ができていれば、申告書類の作成はさほど難しくありません。
但し、意外に手間なのが、申告書類の提出です。
最寄りの税務署に郵送で送るか、直接持参するか、電子申告するかを選択します。
特にサラリーマンの場合は本業などで忙しく、また自分で確定申告の経験があまりないため、書類の作成が遅れがちです。
結果的に、期限ギリギリになって提出するケースがあります。
税務署に直接持参する場合は、期限の最終日に近づくと多くの人が集まる傾向があります。
長い列に並び、申告書の提出まで時間がかかる可能性があります。
これと比較して、電子申告である「e-Tax」を活用すれば、提出の手間がかからず便利です。
e-Taxは、オンラインを利用して申告書類を提出する方法です。
国税庁のサイトには「確定申告書等作成コーナー」があり、利用すればサイト上から数字を入力するだけで確定申告書類が完成します。
これを印刷して、紙で打ち出したものを提出するのは通常の方法です。
しかし、e-Taxのシステムを利用すれば、そのままオンラインで提出できます。
自宅にいて書類作成から提出、納税まで可能な仕組みになっているため、最もスムーズです。
e-Taxの便利な点は、夜中でも申告書類の提出ができることです。
税務署のように受付時間が決まっているわけではなく、24時間利用できます。
サラリーマンが仕事が終わって帰宅後に書類作成し、そのまま送信することも可能です。
また、各種添付書類の提出に関して、e-Taxを利用すれば省略できる点も便利です。
税金の還付があれば、通常の提出方法と比較して速やかに行われるメリットもあります。
e-Taxは、最初に設定すれば、後は毎年の確定申告や納税をスムーズに進めることができます。
但し、設定するための事前準備がやや面倒な部分があります。
まず、e-Taxの利用にはマイナンバーカードを取得する必要があります。
マイナンバー通知カードではなく、写真入りのマイナンバーカードが必須です。
マイナンバーカードを申し込んでから実際に発行されるまでには、少し時間がかかります。
確定申告でe-Taxを利用するため、マイナンバーカードを申請しても、確定申告時期が近い段階では間に合わない場合があります。
必ず時間に余裕を持ってマイナンバーカードを作ることが大切です。
その後に各種設定を行えば準備が完了し、e-Taxの利用が可能になります。